ズボラでもOK!フローリングにワックスを自分で簡単キレイにかける方法

業者に頼むとお金も時間もかかるし、できれば自分でやりたい。
でも「フローリングにワックスなんて難しそう」「ムラになったらどうしよう」と不安で手が出せない…そんな気持ち、すごくよくわかります。
でも安心してください。
今のワックスは“選び方と手順”さえ押さえれば、ズボラさんでも驚くほど簡単にキレイに仕上げられます。
この記事では、初心者でも失敗しにくいワックスのかけ方をステップごとに解説。
あわせて、「これなら私にもできそう!」と思える、手軽で効果的なアイテムも紹介します。
掃除の延長感覚でできるワックスがけ、今日から始めてみませんか?
目次
フローリングにワックスを自分でかけるべき3つの理由

「ワックスがけ=面倒くさい」と思いがちですが、実はやったほうが断然ラクでおトクなんです。
フローリングに自分でワックスをかけることで、床の状態も掃除のしやすさもグッと変わります。
ここでは、自分でワックスをかけるべき理由をわかりやすく3つにまとめてご紹介します。
1. ワックスをかけると床のツヤと清潔感が戻るから
ワックスをかけると、床の細かいキズや凸凹がなめらかに整い、光がムラなく反射するようになります。
結果としてツヤが出て、くすんでいた床が明るく見えるようになるんです。
さらに、表面にできる保護膜が皮脂やホコリの付着を防ぎ、掃除もラクになります。
☝️ ワックスの効果まとめ:
- 光沢が戻って部屋が明るく見える
- 汚れがつきにくくなり、掃除がしやすくなる
- 清潔で心地よい空間がキープできる
ツヤが戻るだけで、想像以上に気持ちよく過ごせるようになりますよ。
2. 放置するとフローリングはどんどん劣化するから

何もしないままだと、フローリングはじわじわ傷んでいきます。
- 家具を引きずったときの擦れ
- ペットの爪やスリッパの摩擦
- 小さな物の落下
こうした日常の積み重ねで、細かいキズが増えていき、見た目も寿命もどんどん悪化してしまうんです。
でも、定期的にワックスをかけておけば、床表面に“クッション”のような保護膜ができて、こうした摩耗をしっかりガード。
特に小さなお子さんやペットがいるご家庭では、「傷がつきにくくなった」と実感できるケースが多いです。
3. 自分でやればコスパよく、業者より手軽にきれいにできるから

プロに依頼すると、10帖で2〜4万円かかるのが相場です。
📎 参考:
👉 おそうじ革命|床・フロアクリーニング
👉 おそうじ本舗|フローリングクリーニング
でも、自分でやるなら必要なのはワックスと道具だけ。
たとえば以下のようなアイテムなら、5,000円以内で一式そろうことも珍しくありません。
- 拭くだけで塗れる「ワックスシート」
- スプレーして伸ばすだけの「簡単ワックス」
最初は少し緊張するかもしれませんが、やってみると拍子抜けするほどカンタン。
慣れれば10〜15分でサクッと終わります。
思っているよりずっと簡単で、想像以上に気持ちいい仕上がりになります。
とはいえ、「仕上がりの完璧さを重視したい人」や「作業が体力的に不安な方」は、業者に依頼する方が安心であることは間違いありません。
プロならではの高い技術や専用機材を使ったケアは、やはり一味違います。
ズボラでも簡単!フローリングワックスのやり方を3ステップで解説

難しそうに思えるワックスがけですが、実は「下準備」「塗布」「乾燥」の3ステップだけでOK。
特別な道具は不要。
大事なのはちょっとしたコツと順番だけ。
慣れてしまえば、掃除のついでにできるくらい手軽です。
ズボラさんでも失敗しにくい方法を、順を追ってわかりやすく紹介します。
ステップ1:床のホコリ・ゴミ・汚れを拭き取って下準備する
最初にやるべきことは、とにかく床をきれいにすること。
ここを適当に済ませると、仕上がりにムラが出たり、ワックスが白く濁ったりと、後悔ポイントになります。
下準備に使うアイテム:
- 掃除機(ホコリ・髪の毛などをしっかり吸い取る)
- 固く絞った雑巾(皮脂汚れやベタつき除去)
- 中性洗剤(頑固な汚れがあるときに)
- モップ or フローリングワイパー(最後の仕上げ拭きに)
ワックス前のポイントは、「床に何も残ってない状態を作る」こと。
水分も汚れも取りきった状態にしておくと、ワックスの密着がぜんぜん違います。
ステップ2:ワックスをスポンジやシートでムラなく塗り広げる

床がきれいになったら、いよいよワックスを塗っていきます。
今は、しゃがみこんで塗る必要なんてありません。
ワイパーに装着してサッと塗れるシートタイプなど、私たちズボラさんにもやさしいアイテムが充実しています。
代表的な塗布スタイルは以下の3つ:
方法 | 特徴 | おすすめ度 |
---|---|---|
シートタイプ | ワイパーに取り付けて拭くだけでOK。立ったまま塗れて超ラク。 | ◎ |
スプレータイプ | スプレーして拭き取るだけ。時短派に。 | ◯ |
液体タイプ | 丁寧に塗れるけどやや手間がかかる。 | △ |
塗るときは部屋の奥から出入り口に向かって進みましょう。
途中で踏んでしまうと、せっかくの仕上がりが台無しです。
そして、一気に広い範囲を塗らず、少しずつ丁寧に塗り伸ばすのがコツ。
塗りすぎると乾きが悪く、少なすぎるとムラになるので、「薄く均一に」がベストです。
ステップ3:30〜60分乾かせば完了。時間を置くだけでOK!

ワックスを塗り終わったら、あとは放置して乾かすだけ。
何もせずに待っていればいいので、ここが一番ラクな時間かもしれません。
乾燥時間の目安は以下の通り:
- シートタイプ:約10〜20分
- 液体タイプ:約30〜60分
- 重ね塗り:1回目がしっかり乾いてから
乾燥中に絶対やってはいけないことは、「ワックスの上を歩く」「水をこぼす」「家具を戻す」この3つ。
⚠️ 注意すべき3つのNG行動:
- ワックスの上を歩く
- 水をこぼす
- 家具を戻す
これだけ守れば、きれいな仕上がりになります。
しっかり乾かすことで、ツヤも持ちも格段に良くなります。
エアコンや扇風機を使うなら、風を直接当てるのではなく、部屋全体に空気を回すようにするとムラなく乾きます。
自分で使うならこれ!初心者におすすめのフローリングワックス3選

ワックス選びで悩むのは当然ですが、初心者には“簡単に使えて、仕上がりがキレイ”なことが何より大事です。
ここでは、ズボラでも扱いやすく、効果も実感しやすい3タイプを厳選して紹介します。
拭くだけ簡単!ズボラ向けフローリングワックスシート
とにかくラクに始めたい人には、シートタイプが断然おすすめ。
ワイパーに取り付けて拭くだけなので、かがむ必要もありません。
腰にもやさしく、雑巾やトレイもいらないし、準備も片付けもほぼ不要です。
おすすめはこれ:
- リンレイ オールワックスシート
- 1枚で6畳分に対応(4枚入りで約24畳分)
- 乾燥時間:約10〜15分
- 耐久:約4ヶ月
- 価格:約537円
扱いやすくてムラにもなりにくく、乾きも早め。
初めてでもほぼ失敗しません。
掃除ついでにサッと拭くだけで、ツヤと清潔感がしっかり戻る感覚が味わえます。
📎 参考 :
👉 リンレイ公式|サイト
ツヤ出し・防滑・傷防止に強い人気のフローリングワックス
「せっかくやるなら、しっかり仕上げたい!」という人には、液体タイプの樹脂ワックスがおすすめです。
とくに光沢感や防滑性、キズ防止の効果を重視したい人に向いています。
代表的なおすすめはこの2つ:
製品名 | 特徴 | 耐久 | 価格帯 |
---|---|---|---|
リンレイ ウルトラタフコート | 高耐久+防滑性。ペットの引っかき傷にも強い | 約2年 | 約4,999円/1L |
ラグロン ウッディブライト | ウレタン配合で自然なツヤ+滑り止め効果 | 約2年 | 約4,000円台〜 |
液体タイプは、やや手間はかかりますが、仕上がりの美しさや保護効果は段違い。
ペットやお子さんがいる家庭では、「滑りにくさ」「キズのつきにくさ」も安心材料になります。

📎 参考:
👉 リンレイ|公式サイト
👉 ラグロン|公式サイト
迷ったらコレ!失敗しにくい初心者向けフローリングワックスの選び方
ワックス選びで大事なのは「自分の目的に合ってるかどうか」。
難しく考えすぎず、以下の基準で選べばOKです。
✔ ワックス選びの目安
こんな人におすすめ | 向いているタイプ |
---|---|
とにかく手軽に始めたい | シートタイプ・スプレータイプ |
本格的な仕上がりにしたい | 液体タイプ(樹脂ワックス) |
ペットや子どもがいる家庭 | ウレタン配合・低VOCタイプ |
自然なツヤが好み | 蜜ロウワックス・ウッディ系 |
特に初心者の場合は、乾きやすくて塗りムラが出にくいものを選ぶと失敗しにくいです。
- 「まずは気軽に試したい」ならシートタイプ。
- 「しっかり美しく仕上げたい」なら液体タイプ。
この2つを基準に選べば、ほとんど間違いありません。
まとめ|ズボラでもできた!フローリングにワックスを自分でかける方法

フローリングのワックスがけって、やる前はちょっと身構えてしまいますよね。
でも実際やってみると、「なんだ、こんなに簡単だったのか」と拍子抜けするくらい手軽です。
大切なのは、完璧を求めすぎないこと。
多少ズボラでも、基本のステップさえ押さえれば、見違えるほどキレイに仕上がります。
たったこれだけで、OK!自分でもここまでキレイにできる
- 掃除機や雑巾でしっかり下準備
- 拭くだけシートやスプレーでワックスを塗る
- あとは乾かすだけ
これだけで、くすんでいたフローリングがパッと明るくなる。
ツヤが戻るだけで部屋の印象がガラッと変わります。
「プロに頼まなくても自分でも、こんなにきれいになるんだ」と実感できる達成感です。
ワックスをやめて「敷くだけ」でリフレッシュする人も

それでもやっぱり「ワックスがけ、やっぱり面倒かも…」と感じたなら、フローリングそのものを“上から変える”という選択肢もあります。
実際、以下のような方は、フローリングを毎回メンテアンスするよりも「上から変える」という方法を選ぶ人が多いです。
- 小さな子どもやペットがいて、ワックスの滑りやニオイが心配な方
- 賃貸で床に直接手を加えたくない人
- 古い床のキズや色あせを一気に隠したい人
- 引っ越しや模様替えのタイミングで部屋の印象をガラッと変えたい人
「自分での手入れも大変だし、業者に頼むのも気が重い」そんな人には、敷くだけでフローリング風になるウッドカーペットが、まさにぴったりの解決策になります。
たとえば【ELEMENTS】のような専門店では、こうしたウッドカーペットを扱っていて、以下のような特徴があります:
- カッターでカットできるので、どんな部屋にもフィット
- 家具を置いてもへこみにくい丈夫な構造
- 裏地付きで床をキズから保護
- 抗菌・防臭・防カビ加工オプションあり
- オーダーカットや搬入設置サービスも利用できる
「掃除やメンテナンスに追われずに、部屋を気持ちよく変えたい」
そんなときには、“ワックスを頑張る”以外の方法として、覚えておくと選択の幅が広がります。
📎 参考:
👉 DIY床材・ウッドカーペットの専門店【ELEMENTS】